目的があっての手段

最近よくさせていただく質問があります

(問)「目的は何でしょうか」

(問)「どういう状態を目指しますか」

お仕事をお受けする際にいつも気になること

それは

(疑問)「突然変異を期待されてはいないか?」

ということです

人は急には変われません

能力はトレーニングと経験で手に入れるモノです

練習と実戦を積むための時間が必要です

この点の共有がとても難しい時代になりました

諦めることができない「目的」を定めることが全ての始まり

まずは目的を定める

何かを始める時に絶対に必要なモノ

それは

「目的=ゴール=行先」を定める

これが必須です

電車にするか飛行機にするかは手段です

この目的を定めるのに欠かせないモノ

それが

「そこに行きたい理由」です

どうしても行かなければならない理由

他ではだめな理由

目指さないと大変な事になる理由

これが無いと

「途中で諦める」

という選択肢が残ってしまいます

 

「目的と理由」

この二つを明確にしないとうまくはいきません

(例)中途半端な結果になる

(例)途中でやめてしまう

(例)面倒な事が増えてしまう

 

忙しく変化も早く常に混乱状態にあるからこそ

一旦立ち止まって

(問)「何処を目指すのか」

(問)「なぜそこをめざすのか」

この二つの問いへの答えをもつことが

全ての成功の入り口だと思います

手段は仮説検証すべき

目的=行先がいまれば手段を探します

ここでも大事なことがあります

「手段に正解は無い」

「手段は試して検証し続ける」

これをやれば必ずこうなるという

正解が先に用意されるような時代じゃなくなりました

とにかく

「早く」「小さく」「やってみる」

ことが大切です

そして

「どうなったか」「次はどうすべきか」

と常に問い続け必要な修正をしていく

これが有効な手段を手に入れる唯一の方法

ではないでしょうか

粘り強く続ける

そして最後に大切な事があります

「粘り強くやり続ける」こと

最近とても残念だと感じることとして

すぐに結果を求めて評価をして

違う事をやろうとしてしまうという

現代の風潮があります

成果主義の弊害かもしれません

間違ったスピード感も原因かもしれません

いろんなことが中途半端になっています

散らかしっ放しとも言えます

時間を掛けるべき事に時間をかけていません

本当にもったいないと思います

 

人が何かを学びできるようになるには

必ず時間が必要です

成功と失敗を積み重ねながら山を登る

そんなイメージです

いきなり山頂にはいけないんです

経験を積まないとエベレストには

登ることができないんです

でも時間を掛けてトレーニングをすれば

それが可能になることも事実です

 

だからこそ

「目的=ゴール=行先」

「そこに行きたい理由」

が大事なんだと思います

「諦めるなんてありえない」

「そこに行く以外に選択肢は無い」

そんな強い気持ちが入った「目的」

これが何よりも必要だと思います

 

「何のためにそれをしますか?」

「諦められない理由はなんですか?」

時々立ち止まって考えてみては

いかがでしょうか

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございまいした」

 

 

Print Friendly, PDF & Email

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です