きれい事が言える職場を作る:職場でコーチング

世界水泳が終わりました

どんどん期待が高まる”とびうおジャパン”の選手からすると

満足とはいかない結果だったようです

日本は”銀”4個、”銅”3個で合計7個のメダルを獲得しました

それでも満足できないとは何が起きているのでしょうか

”きれい事”から始めないと夢や理想は現実にはならない

きれい事が目標を高める

今回の世界水泳でメダルを複数獲得しながら満足感を得られなかった要因

それは

「もっと高い所を目指していたから」

この一言に尽きると思います

沢山の選手が”金メダル”を取ることを宣言していました

そことのギャップから満足感が不足したのだと思います

 

でも少し見方をかえれば

「高い目標を掲げたからこそ世界と戦えるようになった」

「高い目標を信じて期待してもらえるレベルに成長した」

とも言えると思います。

 

日本の水泳が低迷をしている時から

「世界でメダル争いをできるようになる」

と宣言した人たちがいます

北島康介選手はその代表です

世界新記録も出しています

このように

現時点の状態はどうであれ

「最高の状態を実現する」

ことをどうどうと口にすることから夢の実現は始まるのだと思います

まず口にしないと行動に移す事はできませんから

 

企業などの組織でも同じだと思います

イノベーションとは現状の延長線上に無い新しい事を目指すことです

現状から見ればまさに”きれい事”のような事を目指すことです

だからイノベーションを目指す組織において

(例)「きれい事を言うな」

(例)「きれい事ばかり考えるな」

はNGワードです

”きれい事”を考えて口にすることからイノベーションが始まるからです

きれい事を本気で聞く

組織変革や事業のイノベーションを起こしたいのなら

社員の”きれい事”をリーダーが本気で聞く必要があります

(リーダー)「確かにそうなればいいよね」

(リーダー)「それこそが目指すべき理想だよね」

こんな言葉を多用して社員から”きれい事”を引き出すのが始まりです

 

(例)「オリンピックで金メダルを取りたい」

(例)「世界一のお金持ちになりたい」

(例)「宇宙飛行士になりたい」

小さな子供が口にした瞬間はどれも”きれい事”かもしれません

大事なことは親のリアクションだと思います

(親1)「やれるだけやってみなさい」

(親2)「バカな事言ってないで真面目に勉強しなさい」

この違いが”きれい事”を現実のモノにするかどうかを分けるのだと思います

本気で目指して行動をし続けた人が”きれい事”を実現をしているのは事実です

 

もちろん目指して行動した全員が実現できるわけではありません

それでも”きれい事”を本気で目指す事で手に入る事はたくさんあると思います

目指したからこそ一番にはなれなかったけど二番や三番になることはあります

 

何か変えたいなら

現状から脱出したいなら

将来に夢や希望を持ちたいなら

まずは

”きれい事”を考えて口にすることから始めるべきです

その”きれい事”を本気で聞いてくれる職場だけがイノベーションや変革を起こせます

”きれい事”を本気で考えてみてはいかがでしょうか

”きれい事”を本気で聞いてあげてみてはどうでしょうか

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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