「諦められる」上司は贅沢過ぎる:職場でコーチング

「諦めることができるリーダーほど贅沢な人はいない」

先日お会いした経営者の方が言われたひと言です

「諦めることは人を当てにすること」優れた経営者の言葉は深く重たいです

諦めることは人をあてにすること

先日とある講座で一緒に講師をしている経営者の方が言われたのがさっきの言葉です

リーダーシップの実践をテーマした講座内でのことでした

企業の幹部の方が集まりグループワークをしている会話を聞きながらこの経営者は言われました

(経営者)「『自分には無理』って諦めることだよね」

(経営者)「諦めるほど贅沢な選択肢はないよね」

(経営者)「自分ではやらず人に頼るってことでしょ」

(経営者)「自分は楽をして人を当てにするってことだから」

(経営者)「そんな楽な選択肢を持ってるなんて贅沢過ぎるよ」

 

確かにその通りだと思いました

経営者が会社を経営することを諦めたら何が起こるのか?

考えただけでその会社にはいたくなくなります

会社に勤めていると中々この言葉の意味は理解しずらいです

諦めても給料を毎月それなりには貰えてしまうので

でも

こうした人達ばかりの会社は成長できないので収入は増えません

決して充実した人生を手に入れることもありません

経営者だろうと社員だろうと

「諦める」という選択肢は確かに贅沢なことなんだと気付きました

同時に人生の充実度を下げることでもあると思いました

人を当てにして生きるという選択肢だからですね

難しい方を選ばないと誰もついて来ない

ならば「諦める」という選択肢を選ばない方法はあるのか?

その経営者に聞いてみました

(経営者)「常に難しい方を選ぶことだよ」

(経営者)「人は必ず見てるからね」

(経営者)「楽をする自分を見られたら終わり」

(経営者)「社員も楽な方を選び始めるから」

(経営者)「社員が挑戦するのは社長が挑戦した後だよ」

 

「諦めない」そのためには「常に難しい方を選ぶ」

 

何とも厳しい生き方の選択です

でもこれが充実した人生を歩むための大原則だとも感じました

 

「楽をしていい思いはできない」

 

当たり前の事なんですが会社を成長させた実績のある経営者の言葉だと

インパクトが違います

この経営者と今後も一緒に講師をやりたければ自分もそうするしかない

ちょっと緊張感が高まりましたが同時に「やる気」も高まりました

 

「常に難しいを選ぶ」

「楽をしようとしない」

 

改めて心に誓う機会となりました

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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