できる上司は否定形を使わない

とある店長さんの言葉です

 

「私は仕事で否定形を使わないようにしています」

「人を消極的にしてしまうからです」

とても難しいことに思えましたが確かに使っていませんでした

否定形の言葉は創意工夫と自発的な行動の邪魔になるようです

 

やる気を引き出す対話

この店長さんの居るお店ではみなさん元気です

とても積極的に行動していることが判りました

 

その事と「否定形を使わない」ことがどうつながるのか?

(店長)「否定すると行動が鈍るんですよ」

(店長)「行動する前に考えすぎてしまう」

(店長)「考えすぎると怖くなってくる」

(店長)「結局全て私に確認をしに来る」

 

仕事の楽しさは自分で考えて創意工夫ができるから

その創意工夫の意欲を弱めるのが「否定形」

つまり

「否定形」の多い職場は楽しくない職場になるということですね

 

ではその店長さんはどんな声のかけ方をしているかというと

(店長)「やってみたらどうなったの?」

(店長)「次はどうするの?」

(店長)「どんなことやってみたいの?」

(店長)「今何を考えてたの?」

(店長)「すぐにやってみなよ」

 

とにかく自発的な行動を促していました

当然失敗やトラブルも発生するそうですが、全然気にならないそうです

むしろ失敗を恐れて自分から行動しないことのほうが怖いと言われていました

(店長)「常に挑戦していないお店は飽きられてしまいますから」

(店長)「何が正解かはやってみて初めて分かることなので」

 

この店長にとって大事な事は

 

「とにかく何か行動してみる」

 

これが大事でありそのために「否定形」を封印しているんですね

結構ストレスになるのではないかと思い聞いてみたところ

(店長)「最初の半年ぐらいはイライラの連続でした」

(店長)「でも今は本当に楽させてもらってます」

(店長)「声を掛けるだけでみんな行動してくれるので」

 

苦労の先にこそ目指すべき理想の世界があるんですね

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

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