お互いを「~さん」と呼ぶ:職場でコーチング

職場のコーチングを導入されようとしている皆様へ!

本日のコーチングポイント

コーチングではお互いを「~さん」と呼び合ってください 上下の関係を意識したままでは対話がうまく進みません

1.お互いを「~さん」と呼び合う

 

関係性の確認が難しい

職場でのコーチングが難しい理由のひとつに関係性が作れないということがあります

どういう事かと言うと

「上長と部下の関係のままコーチングしてしまう」

ということです

 

本来、コーチングではクライアント(部下)が主役です

コーチ(上長)はクライアントの行動促進を支援する立場になります

しかい職場ではこの関係性が作れていない場合が多いです

上長と部下という関係性のままコーチングセッションをしても普段と同じ話題になってしまいます

コーチングセッションだからこそ話せる話題が生まれないので続かなくなります

コーチングセッションにおける関係性を意識して作ることがとても大切です

 

そこでひとつの工夫として呼び方を意識して変えることが効果的です

 

コーチもクライアントもお互いを「~さん」と呼び合う

ただそれだけです

 

ただそれだけなんですが、効果は想像以上です

1.通常の業務ではない時間であると認識できる

2.上長と部下という関係では無いと相互理解できる

3.お互いに自分の立場を理解するきっかけとなる

このような効果が呼び方だけで導き出せます

 

普段は「~部長」「~課長」と呼んでいる上長を「~さん」と呼ぶ

これはかなり刺激的な変化なのでコーチングセッションを特別な時間だと認識することができます

上長も日ごろは呼び捨てにしたり「~君」と呼んでいる部下を「~さん」と呼ぶことでこれからの時間の主役はクライアント(部下)だということを意識することができます

 

人はちょっとした言葉の使い方で意識を変えることができます

職場にコーチングを導入する時にはお互いを「~さん」と呼び合うようにすることでお互いの関係性を認識することができるようになります

 

上長としてではなくコーチとしてコーチングセッションに臨むために呼び方を工夫してみてください

これまでには無かった対話が生まれてきます

これこそが職場にコーチングを導入することによる成果のひとつです

話題の広がりと相互理解の促進のためにも「~さん」と呼び合ってください

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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