部下の「やる気」は毎朝違う

上司・リーダーの皆様!

「毎朝部下と会話していますか?」

「部下の出社姿を確認していますか?」

人は感情、簡単に言えば「その時の気分」に影響をされています。

部下が今どんな気分でいるかを知ることは上司・リーダーにとってとても重要なことです。

buka

朝の気分は毎日違います。部下の気分を気にする上司はうまく仕事を頼むことができます。部下の行動を促進することができます

本日のメッセージ

1.「仕事だろ」じゃ済まない

2.声のかけ方で行動は決まる

以上2点です

 

何でも「仕事だろ」で片付けちゃダメ!

自分の都合で部下に仕事を指示する上司・リーダーからよく聞く言葉があります。

(例)「仕事だから当たり前」

(例)「給料もらってるから当然」

(例)「上司の指示は絶対」

(例)「文句あるなら他で働けばいい」

立場としてはこういう発言になるかもしれませんが、こうした発言が部下の行動を促進することはありません。

なぜなら、人間は理屈で動く生き物ではなく「感情」「気持ち」で動く生き物だからです。

 

「過去」と「将来」を結び付けて損得勘定をするのは人間だけが持つ唯一の能力だそうです。

だとしたら、その能力を人が積極的に活用するのは当然です。

職場であろうと、人は損得勘定をして損だと思えば「嫌な気分」になり得だと感じれば「やる気」になります。

こうした人の感情を大事にする上司・リーダーは部下に仕事を頼むのが上手です。

部下をよく見て仕事を受けてくれそうな気分を狙って仕事を頼むからです。

 

特に人の感情が揺れているのが「朝の出社タイミング」です。

昨日の出来事と今日の予定が重なるので「ご機嫌度」も「不機嫌度」もマックス状態になりやすいようです。

特に気分が落ちている時の落ち込み度は大きいと言われています。

 

こうした部下の心の状態を無視して朝からいきなり仕事を指示すると部下は更に気持ち的に落ちていきます。

出社することに恐怖や嫌悪感を感じるようになり職場と上司が嫌いになります。

 

だからこそ、上司・リーダーは部下が朝出社してきたら、どんな様子か?どんな気分か?を知るために観察をしたり話しかけるという行動を取るべきです。

この行動に抵抗する上司・リーダーは権力を利用して仕事をする人格不足である可能性が高いです。

 

「肩書無しでも人に仕事を頼める自信ありますか?」

 

声のかけ方が部下の行動を決める

人は「感情」「気持ち」で行動が変わるのですから、どのように声をかけるかでその後の部下の仕事ぶりは別のものになります。

(上司)「今仕事の話しをできるかな?」

(上司)「どこかで10分時間をくれないか?」

(上司)「新しい仕事の相談できる状態かな?」

このように部下に意思決定の権利がある話しかけかたで会話を始めることが何よりも大事です。

上司と仕事の話しをすることについて自分で考えて判断をする余裕をもらえているからです。

たかがこんな事と思われるかもしれませんが「部下を大切にする」というのはこういうことです。相手に対して敬意を表し尊重する姿勢を持ち続けることが大事なんです。

部下の機嫌を取ったり、ましてや仕事が終わってから部下を飲み会に誘いご馳走することで関係性を作れるなどと考えてはいけません。

・部下への敬意

・部下を尊重する

この気持ちを常に持っていれば部下の行動は自然と促進されます。

人の「感情」「気持ち」を大切にする上司・リーダーであることがとても大切です。

 

上司・リーダーの皆様!

毎朝部下の表情や態度をよく見ましょう

気になるなら声をかけてあげましょう

話したいことがあるなら聞いてあげましょう

仕事を頼むのはその後です

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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