上司・リーダーの皆様!

「部下から利用されていますか?」

「部下から何か依頼されることありますか?」

部下の成長で重要な評価基準があります。

 

・いかに上司をうまく使えるようになったか?

 

この視点から部下を見てみると、この一年間の部下の成長を確認することができます。

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上司は部下に利用されてこそ上司です。部下が上司にどんな役を演じてもらうか?シナリオを作れる部下をそだてましょう

肩書は役割

そもそも肩書は何のためにあるのでしょうか?

お得意先、他部門に「役割」を理解してもらうため。

もう少し別の言い方をすれば「取れる責任の重さ」「決断できる業務の範疇」を表現しているものです。

 

決して「偉さ」や「仕事の能力」を表したモノではないはずです。

だから「課長」は「課長」の役割を果たすことが大切です。部長も本部長も同じです。

 

営業部門であれば、お得意先との取引を成立させるために誰がどんな役回りをするかシナリオを作るのがセールスの役割です。

セールスと合意した役回りを演じ切るのが上司の役割です。

スタッフ部門であれば他部署からの協力を得るためのシナリオになるだけで、各自が役回りを責任を持って果たすことに変わりはありません。

 

上司・リーダーの皆様、どんな役回りを最近果たされたでしょうか?

どんな役を演じてくれと部下から依頼されたでしょうか?

そんな記憶が無いとすると部下が成長できていない可能性があります。

上司の指示で部下が動く指示命令形の職場になっている可能性があります。

肩書に対する誤解

実際には多くの企業で肩書が誤解されていると感じます。

社内での「上下関係」「力の強さ」「仕事のできる度判断基準」など、社内での関係性を表すものだと認識されているケースが多いように思います。

(例)「上司から任すと言われていますが、確認する時間を下さい」

(例)「念のため上司の意見も聞いておきたいです」

(例)「先に上司の承認を得ておかないと後で面倒なことになります」

よく現場の方から聞く言葉です。

これらは肩書の誤解と誤使用が生み出した仕事によって引き出された言葉です。

「念のため」「一応」という言葉が付く仕事は無駄な仕事です。

 

社内は全員「◯◯さん」でいいはずです。

いちいち肩書を付けて呼ばなくても、誰が何の役職であるかは共通理解できているはずですから。

肩書が社内に無駄な仕事を発生させている、間違いないと思います。

 

肩書が前提を作ってしまう

社会心理学の調査では、上司を肩書を付けて読んだ瞬間に二人の間に「上下関係」が生まれるということが報告されています。

そうだとすれば、肩書を使って呼び合う会社で行われる会議で、全員が自由に発言をすることは絶対にできません。

それぞれの立場で発言するために肩書を使うわけですから。

 

職場での人間関係が複雑になってきている今の時代には、わずかな事であっても一貫性を壊すような言動をしないことが大切です。

ちょっとでも発言にブレが生じると部下の人達は不安や不信を感じます。

その原因となりやすいのが肩書です。

 

本当に上下関係を意識しすぎること無く、自発的に部下が行動をしてもらいたいと期待されているのであれば、肩書の使い方について一度よく考えてみて下さい。

肩書によって実現出来ていないことが特に社内にある可能性があります。

 

上司・リーダーの皆様!

肩書、役職は外に向かって演じるべき役回りです。

部下にシナリオを書いてもらって下さい。そしてその役回りを見事に演じきって下さい。

その先にある成果によって部下の成長を確認することができます。

 

本日も最後までお付き合いいただきまして

「ありがとうございました」

 

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