職場でコーチング(ストレスを取除く)

職場でコーチングを実践されている上司・リーダーの皆様!

職場にコーチングの導入をお考え中の皆様!

「自分の都合で部下に話し掛けけていませんか?」

「相手が話しやすい環境を作っていますか?」

rirakkusu

ストレスを取り除かないと人は正直にはなさない。

 

いよいよ年末、期末、年度末となり職場のムードは張り詰めて来ているのではないでしょうか?

上司・リーダーとしても部署としての責任を果たすためにも、部下の仕事の状況を把握したくなる時期です。

人は話したい事だけ話す

部下と会話をする時に気をつけるべき点があります。

「人は話したいことしか話さない」

ということを理解しておくことです。

コーチングというと「質問」という言葉がすぐ出てきますが、この「質問」をする前にやるべき大切なことがあります。

 

コーチングのクライアントとなる部下が話しやすい環境を整えることです。

 

この環境作りを怠ると、部下にとってコーチングは「質問攻め」に合う辛い時間となり、ストレスを感じて自己防衛に入ります。当たり障りのない発言をしてやり過ごそうとします。

正直に話すと損をするかもしれないと考えて、本当は話したいことも話さないという意思決定をしてしまいます。

どれだけ沢山のことを正直に話したくなるかは「質問の内容」以上の環境によって大きく差が出ることを知っておくことが大切です。

ストレスは変化する

ある会社の調査によると、曜日や時間帯で社員のストレスは大きく上下するということです。

日曜日の夕方から月曜日の朝に掛けて最もストレスが高くなるという調査結果が出ています。

だとすると、月曜日の朝出社してきた部下にどのように声をかけるかによって、その後のパフォーマンスに大きなが出るということです。

 

(例)「今月の売上どうなってるの?」

(例)「週末は楽しめたかな?」

 

ストレスが高まっている部下に月曜日の朝に最初に声を掛けるとしたら、どちらが良いパフォーマンスに繋がるでしょうか?

安心すると話したくなる

部下から色々と聞きたいことがあるならば、まずは部下のストレス状況を見極めてストレスを取除く会話をすることが何よりも大切な第一歩です。

 

部下が安心して何でもはなせるような環境を整えることで、話したくなる量が変化するということを知っておくと手に入る情報が増えます。

 

自分が忙しいからといって、部下のストレス状態を無視してどんどん「質問」すると情報収集に失敗します。

 

上司・リーダーとして、あるいはコーチングにおけるコーチとして、その役割を果たすには相手のストレスを取除く技術を手に入れることが大切です。

そして常に相手のストレスを取り除いてから「質問」をするようにすることで効果的な対話が実現します。

 

部下が安心して何でも正直にに話せる環境を整えてあげて下さい。

 

本日も最後までお付き合いいただきまして

「ありがとうございました」

 

 

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