上司が絶対の職場じゃダメ!

上司・リーダーの皆様!

「自分の考えが絶対だと思っていませんか?」

「全てにおいて自分が一番優れていると思っていませんか?」

 

変化が激しく、求められる事が多様化している時代に

全てのことを人並み以上にできる人がいるでしょうか?

 

(例)「スマートフォンの使いこなしで若者に勝てますか?」

(例)「マイクロソフトのOfficeのアップデートに付いていけてますか?」

(例)「育児と仕事の両立を経験したことありますか?」

(例)「転職をした経験ありますか?」

上司であるorリーダーであることと

何でも人よりできることは同じではない時代が来ました。

この現実を受けとめる必要があります。

meeting

「成果を出すのは部下」「部下の成果出しを支援するのが上司」これが新しい時代の上司と部下の関係です。過去の経験を押し付ける「上司が絶対」の会社・組織は成長することができません

個性を生かす職場が成果を出す

様々な企業にお伺いして感じることがあります。

「個性的な社員が元気な会社は成長している」

「社員が目立つ会社は成長している」

この2つはほぼ確信に近い今の真実だと思っています。

 

人はそれぞれ違う性格と生い立ちを持っています。

その人だからこそできる個人的能力を持っています。

 

この特徴を生かそうとしている会社は元気です。

どんどん新しいことに挑戦をしています。

そして、

社員からの不満が非常に少ないです。

仕事と自己実現が一体化しているからです。

 

次に社員が目立つ会社も元気です。

誰もが自信を持って発言し行動をしています。

上司は笑顔で彼らを見守っています。

時には部下から上司が仕事を教えてもらっています。

社員が目立つ会社の特徴としては

上司と部下の間に信頼関係があります。

社員同士も信頼関係で結ばれています。

特に目立つのが組織を超えた助け合いです。

 

どちらもとても良い職場で皆さん笑顔です。

元気な会社での上司の仕事

こうした元気な会社での上司の仕事は何か?

1.明確な方向を示す

2.部下を良く観察する

3.良い行動を評価する

4.最終結果に全責任を負う

 

これが共通した元気な会社の上司の仕事です。

 

会社あるいは部署として何を目指すのか?

とても明確で社員にとっても魅力がある

実現したくなる理想を明示しています。

 

次に良く部下の仕事を見ています。

小さな変化を見落としません。

 

更に挑戦的な行動を必ず評価しています。

成功しようと失敗しようと結果は後にして

まずは勇気を出して行動した事自体を褒めています。

 

そして結果については全面的に責任を取っています。

時にはお客様のクレームなることもあります。

時には計画に対して大幅に未達成となります。

そんな時に迷わず

「全て私の責任です。私が指示をした結果です」

と言える人達が上司・リーダーとなっています。

過去の成果は捨てる時代

もはや過去の成功体験が生かせる時代ではありません。

常に新たな挑戦をしないと企業が成長しない時代です。

 

こんな時代に経験を押し付ける上司がいたとするなら

間違いなくその組織は時代に対応できなくなります。

成果を出せない組織になります。

 

つまり

上司が絶対である会社・組織は成果を出せません。

部下の挑戦と成長が会社・組織に成果をもたらします。

 

上司・リーダーの仕事は完全に変わりました。

変化を捉え新たな行動に挑戦する。

そんな部下を育て、導くのが仕事になりました。

 

「明確なゴールを示していますか?」

「部下の行動をしっかりと観察していますか?」

「部下の勇気ある行動を褒めていますか?」

「結果に責任をとる覚悟ができていますか?」

 

どれかひとつでも持ち合わせていないとするなら

今の時代に活躍できる上司・リーダーとしての

能力が足りていないことになります。

 

変化を生かし成果を出せる上司・リーダーであるために

・部下の個性を生かしてください

・自分よりも優秀な人を育てて下さい

 

本日も最後までお付き合いいただきまして

「ありがとうございました」

 

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