お見事な部長さんの行動を見ました。

部下に代わって謝る部長さんでした。

部下を育てることに全力を尽くす部長さんでした。

そこには感動と学びがありました。

satosu

人を育てることができる部長さんを見つけました。感動しました。一緒に働いてみたいと思いました。

 

数日前、とある会社を訪問していた時に

ちょっとしたトラブルが発生しました。

 

若い社員さんが忘れ物を取りに会社に戻った時

会社のすぐ近くに営業車を止めたのですが

そこは別の会社の地下駐車場への入口だったようです。

たまたま、その会社の幹部の車が来てしまい

幹部の方は大変な剣幕で怒り出したようです。

 

その状況を知った部長さんの動きは速かったです。

すぐに上着を着て会社を飛び出していきました

そして、深々と頭をさげてお詫びをしていました。

 

「自分が呼び戻したのが原因です」

「緊急時の車の止め方を指導していなかった私が悪い」

 

そこまで責任の所在を明確にされると

怒っている人も怒り続けるというわけにはいかないようです。

 

若い社員さんは仕事に行かせることにして

駐車場に入れなかった人と部長さんで話しは続きました。

そして数分で事はすべて終了しました。

 

失敗の後工程が学びの機会

ただ、この部長さんの本当のお見事な言動は

この後に起きたことでした。

 

数時間後に戻ってきた若手社員は

カバンもおかずに部長席に謝りに来ました。

そこでの部長さんの言葉がお見事でした。

 

「全ての責任を取るのは部長の仕事」

「あなたの仕事は失敗から学び成長すること」

「この件は以上でおしましい」

「ところで商談はどうだったの?」

 

感動で体が震える感じがしました。

こんな事を自然にできる人がいることに驚きました。

 

あとでこの部長さんに聞いてみました。

すると

「自分も若い頃に上司に助けてもらった」

「お得意先の店舗のガラスを割ったことがある」

「上司が飛んできて謝ってくれた」

「だから自分もそうしているだけ」

 

上司の背中を見て学ぶとはこういう事だと思いました。

今回失敗した若い社員さんも部下を持ったらきっと

失敗の責任を取ってあげられる上司になるんだろうと思います。

 

責任を取る覚悟ができるか?

昇進して部下を持てることは喜ばしいことです。

 

ただし

それはこれまでの実績への評価と考えると失敗します。

部下をマネジメントすることを期待されて昇進したのです。

ご褒美ではなくさらなる成長を求められている

このことに気付かないと管理職として失敗します。

 

先程の部長さんのように

「上司の仕事は何なのか?」

を自分でよく考えて実践をする

成功と失敗を通じて上司として学び成長する。

このことが求められているのです。

 

過去の成功体験に捕らわれてしまい

上司としの成長を忘れてしまうと

必ず失敗して取り返しのつかないことになります。

 

マネジメントの仕事は本当に大変です。

だからこそ、その仕事にやり甲斐を見つけて

自分の成長に生かしていただきたいです。

 

「全てに責任を取る」

「部下を育てる」

 

先程の部長さんから貴重な学びをさせてもらいました。

 

本日も最後までお付き合いいただきまして

「ありがとうございました」

 

 

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