会話と対話

メールやSNSが当たり前の毎日の中で、改めてコミュニケーションとはどんなものであるかを考えないと、誤解や信用喪失そして人間関係にまで悪影響を及ぼしていると感じています。

定義なんて言葉を使うと堅苦しいですが、今一度「会話」とはどんなものなのか?を明確にしていみたいと思います。

「会話(コミュニケーション)とは」

・自分が期待した通りの行動を相手に取ってもらうために相手に関わること

kaiwa

こんな言葉で表現してみました。となると、「会話」が完了するのはどんな状態の時かというと、相手が自分がしてもらいたいと思っていたことを、してもらえた時ということになります。

 「すいませんが、そのお料理をこちらにいただけないですか」

 「はい、どうぞ」(食べたかった料理の皿が手元にやって来た)

 「ありがとうございます」

これで「会話」が完了したことになります。こうしてみると、メールやSNSでは伝えっぱなしのメッセージ、ちゃんと行動してくれたか未確認のままのお願い事がたくさんあるような気がします。期待に応えてもらえていない状態を自分の中に沢山抱えながら、毎日どんどん「会話」を発生させてるということですね。

もしかしたら、気がつかないうちに自分で勝手に不安や不信感のきっかけを作ってしまっているかもしれません。どんどん発信することに集中して、完了させることに意識が向いていない。そこに気付けないから相手をあてにし、勝手にいろいろ考えてしまう。気持ちが落ち着かない原因の一つがそうだとしたら、日々のイライラや不安を自分で解決できるかもしれません。

日々何となく感じている人への不安、疑問、あるいは不信感を解消する方法、そのひとつが

・完了していない「会話」を見つけて完了するまで続けること

・「会話」はひとつずつ完了させていくようにすること

ということではないでしょうか。一度「伝えたまま」の会話はないか?「受け取ったまま」の会話はないか?記憶をたどり棚卸しをしてみると気持ちがスッキリするかもしれません。

人と人の信頼関係は「会話」でなりたつと思いますが、辞書的には「会話」とは「伝えたいことを伝えること」となっているようです。なので今後は

「対話」

という言葉を使っていきたいと思います。「対話」は辞書的には「ひとつのテーマについてお互いに向き合って真剣に話し合う」となっているので「対話」の方が定義に近いと思います。

「対話」を増やして信頼関係に溢れた安心感のある毎日を過ごせるようになりたいですね

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